展覧会

生誕120年 東郷青児展

2017.11.23(木) ‒ 2018.02.04(日)

生誕120年 東郷青児展

2016 年 11 月に開館した久留米市美術館は、早くも 1 周年を迎えることとなりました。1 つの節目となる今回の展覧会では、九州・鹿児島出身の洋画家東郷青児(1897-1978)を紹介します。東郷の生誕 120 年を記念する本展では、初期の前衛的な作品から 1950 年代末に確立したと考えられる甘美で抒情的な「東郷様式」に至る軌跡を4つの章立 てでたどります。《サルタンバンク》などの代表作に加え、これまで紹介される機会が少なかった藤田嗣治と競作した壁画、 83 年ぶりの公開となる久留米市美術館の新収蔵品《扇》など約 60 点の作品と、彼が手がけた装丁本などの資料から、東郷の抒情と美のひみつをひもときます。

 

■「生誕120年 東郷青児展」公式HP

http://togoseiji120th.jp/

見どころ

日本最初期の前衛画家

未来派やキュビスムの影響を感じさせる《パラソルさせる女》で日本最初期の前衛画家として画壇デビューを飾った東郷。ヨーロッパへの留学をきっかけに体得した、ノスタルジックな画風の《サルタンバンク》など、「東郷美人」以前の東郷青児を紹介します。

  • 《コントラバスを弾く》1915年<br />
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
    《コントラバスを弾く》1915年
    東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
  • 《パラソルさせる女》1916年<br />
一般財団法人 陽山美術館
    《パラソルさせる女》1916年
    一般財団法人 陽山美術館
  • 《サルタンバンク》1926年<br />
東京国立近代美術館
    《サルタンバンク》1926年
    東京国立近代美術館

様々な仕事

フランス仕込みのセンスをいかした装丁や広告などのデザイン、百貨店で藤田嗣治と競作した壁画などに目を配りながら、これまで紹介されることの少なかった1930〜40年代の仕事にもスポットを当てます。

  • 《超現実派の散歩》1929年<br />
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
    《超現実派の散歩》1929年
    東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
  • 《扇》1934年<br />
久留米市美術館
    《扇》1934年
    久留米市美術館
  • 『怖るべき子供たち』 ジャン・コクトー著<br />
東郷青児訳・装丁・挿画 白水社 1930年 個人蔵
    『怖るべき子供たち』 ジャン・コクトー著
    東郷青児訳・装丁・挿画 白水社 1930年 個人蔵

バリエーション豊かな女性像

よく知られる甘美で抒情的な「東郷美人」の作品はもちろんのこと、温泉を飾ったモザイクタイルを再現した作品や個人宅に贈った小品など、「東郷様式」と呼ばれるスタイルが確立する過程を様々なバリエーションの女性像でたどります。

  • 《裸婦》1952年<br />
INAXライブミュージアム(PART OF LIXIL)
    《裸婦》1952年
    INAXライブミュージアム(PART OF LIXIL)
  • 《郷愁》1947年<br />
損保ジャパン日本興亜
    《郷愁》1947年
    損保ジャパン日本興亜
  • 《望郷》1959年<br />
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
    《望郷》1959年
    東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

チラシがブックカバーに!

今回のチラシは、東郷が装丁の仕事を手がけたことに関連させて、単行書もしくは文庫版サイズのブックカバーとして使えるようにデザインし、用紙にもこだわっておりますので、ぜひ手にとって確かめてみてください。
なお、twitterやinstagramに「#東郷青児展」をつけてSNSに投稿していただくと、ランダムで公式アカウントがリツイートします。

基本情報

会期
2017.11.23(木・祝)−2018.02.04(日)
会場
久留米市美術館 本館2階
入館料
個人 団体
一般 1,000円 800円
シニア(65歳以上) 700円 500円
大高生 500円 300円
中学生以下 無料 無料
前売り (Pコード768-205/Lコード86084) 600円
*団体料金は15名以上。
*障害者の方は手帳をご提示いただきますと、ご本人と介護者1名が一般料金の半額となります。
*前売券はチケットぴあ、ローソン各店にて展覧会開始日の約1か月前より販売。
主催
久留米市美術館、西日本新聞社、産経新聞社、TVQ九州放送
後援
公益社団法人二科会、久留米市教育委員会
特別協力
損保ジャパン日本興亜

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