展覧会

名画が奏でる8つのフーガ  青木・セザンヌ・ルノワール
ブリヂストン美術館コレクション展

2018.07.14(土) - 2018.09.09(日)

名画が奏でる8つのフーガ  青木・セザンヌ・ルノワール<br>ブリヂストン美術館コレクション展

 西洋の近現代美術、そして明治以降の日本洋画の記念碑的作品を所蔵する石橋財団。その名品の数々を、この夏、久留米市美術館で公開いたします。セザンヌ、モネ、ルノワール、九州では初の公開となるカイユボットといった印象派から、国の重要文化財である青木繁《わだつみのいろこの宮》、藤島武二《天平の面影》、そして、野見山暁治、ザオ・ウーキーら今世紀の絵画まで。現在、2019年秋の再オープンに向けてブリヂストン美術館が休館中のため、質量ともに充実した展示が可能になりました。

 8つの部屋ではメインの作品を取り巻く全96点が、主題や色、作家同士の関係によって響き合い、フーガ(遁走曲)のように、つかず離れず、時代や洋の東西も超えてゆるやかに結ばれていきます。

 

Theme 1 セザンヌの青い山

——ゴーガン、スーティン、和田英作、古賀春江、安井曾太郎、レジェ

Theme 2 水面を染めるモネの黄昏

——浅井忠、山下新太郎、藤島武二、マティス、デュフィ

Theme 3 輝けるルノワールの少女たち

——マティス、マイヨール、梅原龍三郎、黒田清輝、カイユボット、ドガ

Theme 4 青木繁と海辺の神話

——今村紫紅、ブーダン、古賀春江、ロダン、小杉未醒、坂本繁二郎、佐伯祐三

Theme 5 坂本繁二郎と聖なる牛馬

——ドーミエ、ロートレック、マリーニ、ザツキン、シニャック

Theme 6 赤と裸婦とマティス

——モンドリアン、ヴラマンク、小出楢重、国吉康雄

Theme 7 奏でる女性たち 藤島武二

——浅井忠、青木繁、中沢弘光、ブールデル、ドニ、岸田劉生

Theme 8 ザオ・ウーキーと形のない風景

——スーラージュ、菅井汲、野見山暁治、マルケ

見どころ

1. Various works: Japan and Europe

日本とヨーロッパの多彩な作品————石橋財団のコレクションは、近代から今日までの「日本」と「西洋」の美術史を彩る重要な作家たちの作品で構成されています。今回の展示にも、日本洋画の記念碑的作品から、印象派の絵画、現代の作品までが含まれています。

  • クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》<br />
1908年頃
    クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》
    1908年頃
  • 藤島武二《天平の面影》1902年
    藤島武二《天平の面影》1902年
  • ザオ・ウーキー《07.06.85》1985年<br />
<span>©Zao Wou-Ki Prolitteris, Zurich</span>
    ザオ・ウーキー《07.06.85》1985年
    ©Zao Wou-Ki Prolitteris, Zurich

2. New Point of View: Mutual Relationship

「相互のつながり」という視点————展示されている作品と、私たちはこれまでも様々な切り口で向き合ってきました。今回のキーワードは「連想」。一つの作品としての全体像を大切にしつつも、相互の関係により、それぞれの新たな魅力を引き出そうと試みています。

  • 坂本繁二郎《放牧三馬》1932年
    坂本繁二郎《放牧三馬》1932年
  • ギュスターヴ・カイユボット<br />
《ピアノを弾く若い男》1876年
    ギュスターヴ・カイユボット
    《ピアノを弾く若い男》1876年
  • アンリ・マティス《画室の裸婦》1899年
    アンリ・マティス《画室の裸婦》1899年

3. Rendez-vous: Our Memory

名作との出会いと記憶————私たちがご提供したいのは「ここで、この絵に会える」という喜びです。花と光につつまれた美術館で見た作品の記憶は、過去から今へ、今から未来への大切な贈り物。この貴重な機会が、私たちの共通の思い出となりますように。

  • ピエール=オーギュスト・ルノワール<br />
《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年
    ピエール=オーギュスト・ルノワール
    《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年
  • 青木繁《わだつみのいろこの宮》1907年
    青木繁《わだつみのいろこの宮》1907年
  • ポール・セザンヌ<br />
《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃
    ポール・セザンヌ
    《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃

基本情報

会期
2018.07.14(土)- 2018.09.09(日)
会場
久留米市美術館 本館2階
入館料
個人 団体
一般 1,000円 800円
シニア 700円 500円
大学生 500円 300円
高校生以下 無料 無料
前売り ((Pコード768-893/Lコード86682)) 600円
*団体料金は15名以上。
*前売券はチケットぴあ、ローソン各店にて展覧会開始日の約1か月前より販売
主催
久留米市美術館、西日本新聞社、テレビ西日本
特別助成
公益財団法人石橋財団
後援
久留米市教育委員会
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