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連続講座「アーツ・アンド・クラフツ運動の筑後川流域への広がり」

展覧会「アーツ・アンド・クラフツとデザイン—ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」関連講座

2023.6.24(土)、2023.7.8(土)

  • 開催終了
  • 申込不要
  • 定員:70名
  • 聴講無料

私たちの暮らしに息づくアーツ・アンド・クラフツ運動の影響を民藝運動など近代工芸史からたどります。

高木崇雄 氏

〈第1回〉「アーツ・アンド・クラフツと民藝—リーチ、柳と小鹿田・二川」

講師:高木崇雄氏(工藝風向)
日時:6月24日(土)14:00-15:30(13:30開場)

アーツ・アンド・クラフツ運動が大きな影響を与えた工芸運動のひとつに、柳宗悦や濱田庄司、河井寬次郎やバーナード・リーチといった人々が主導した民藝運動があります。彼らがどのようにアーツ・アンド・クラフツ運動を捉え、展開させようとしたか。彼らが行ってきた活動と、私たちが暮らす筑後地域へも与えた影響について、紐解いてゆきます。

■ 高木崇雄(たかき・たかお)
「工藝風向」店主。高知生れ、福岡育ち。久留米大学附設中学・高校、京都大学卒業。会社員を経て2004年、福岡市内に工藝店「工藝風向」を開店するとともに、九州大学大学院にて、柳宗悦と民藝運動を対象に近代工藝史を研究。日本民藝協会常任理事、機関誌「民藝」編集長。著書に「わかりやすい民藝」、共著に「工芸批評」など。

 

〈第2回〉「生活を心豊かに—豊田勝秋の仕事とウィリアム・モリス」

講師:佐々木奈美子(当館学芸員)
日時:7月8日(土)14:00-15:30(13:30開場)

久留米生まれの鋳金家、豊田勝秋の口ぐせは「生活を心豊かに」でした。工芸団体「无型」や帝展第四部(工藝部門)の発足にかかわり、戦後は九州各地で文化振興に尽力した彼が、常に生き方のお手本としたのがアーツ・アンド・クラフツ運動の推進者ジョン・ラスキンやウィリアム・モリスの思想でした。彼らをつなぐ関係と、その意味を考えます。

 

いずれも
会場:久留米市美術館1階 多目的ルーム
定員:各70名
申込不要/先着順/聴講無料

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