マティスらとともに20世紀初頭の「フォーヴ」運動を牽引したフランスの画家アルベール・マルケ(1875-1947)。「われらが北斎」と呼ばれた大胆な構図と、灰色を基調とした穏やかな色彩が特徴です。国内では35年ぶりの個展となる今回は、パリのセーヌ河畔や旅先で見つめた港湾風景など水辺の風景を中心とした約90点を紹介します。
《アルジェ港(税関)》1941-1942年 個人蔵(協力:ギャルリーためなが)
「ちくごist」の第3回として、久留米出身のアートディレクター・河北秀也 (1947-)のデザインワークを紹介する展覧会を開催します。本展では初期の代表作である地下鉄路線図や地下鉄マナーポスターをはじめ、ライフワークといえるiichiko designの魅力を多角的に掘り下げることから、河北秀也が歩み続けてきた「デザインの旅」を巡る機会とします。
B倍ポスター No. : A-1 掲出月:1984年4月
2016年の開館以来、久留米市美術館は約320点の作品を収集してきました。ほとんどが九州の洋画家たちによるもので、現状、それが当館コレクションの特徴となっています。「コレクションing」は進行形の収集作品を紹介するという意味で名づけた展覧会でこれまでに4回行いました。10年目の今回は、学芸員の推し作品を展示し、来館された皆さんの作家・作品への思いを共有しながら、ともに作り上げていく参加型の展覧会に挑戦します。
児島善三郎 《ミモザその他》 1957年 久留米市美術館
日本を代表する銅版画家、長谷川潔(1891-1980)は、第一次大戦後に単身渡仏し、失われつつあった技法マニエール•ノワール(メゾチン卜)を復興させ、近代版画史に大きな足跡を残しました。初期から晩年に至る代表作を網羅的に紹介するとともに、生涯をパリで終えた長谷 川が同地で出会った版画の先達の名品の数々も展示します。
長谷川潔 《時 静物画》 1969年 町田市立国際版画美術館