石橋文化センター

一年草もしくは二年草の草花で、その花のかたちや咲き方から日本では「昇り藤」と呼ばれています。藤と同じマメ科の植物で、花の形も似ています。花色は青、赤、ピンク、オレンジ色などがあり、とてもカラフルです。園内花壇に植栽しています。
アイスランドポピーは、早春~春にかけてパステルカラーで薄紙のような大きな四弁花を咲かせる耐寒性・非耐暑性の多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。 茎や蕾に毛が生えており、俯きかげんだった蕾は開花時になると上を向き紙のように薄い花を咲かせます。 ポピーの中では一番早く開花し、花色も豊富で人気があります。
石橋文化センターには開園間もない頃よりバラ園があり、バラは石橋文化センターのシンボル的な花となっています。美術館前バラ園・香りのバラ園・著名人のバラ園・睡蓮とバラの庭があります。
藤棚に房状の花が一面に咲く姿はなんともいえないほどの美しさです。石橋文化センターでは、花しょうぶ園周辺に藤棚があります。
日本語で直訳すると「野生草花」となるワイルドフラワーは、園芸用草花の中から種子の直播が可能で美しい花を咲かせる草花の総称です。石橋正二郎記念館南側花壇に数十種類の花を咲かせています。
スイセンは、イギリス、ヨーロッパ中部、北アフリカを含む地中海沿岸地域に25~30種が自生します。房咲きスイセンをはじめとした一部の品種はギリシャから中国にまで分布し、日本にも野生状態で生育しています。代表的な種類に、ラッパズイセン、八重咲きスイセン、房咲きスイセンなどがあります。ラッパズイセンなどは3月から4月に開花します。
モッコウバラは、中国原産の常緑性ツルバラです。アーチやフェンスなど、よりかかるものがあると、自然にどんどん生長します。花色は白、黄の2種類で、それぞれ、一重咲き、八重咲きがあります。刺のないバラの品種です。
多くの品種が、3月~4月に開花する春の木ですが、品種によっては11月頃から開花するものもあります。古くから観賞用の庭木として栽培されていて、江戸時代にはブームにもなったほど人気がありました。その頃、様々な品種が改良され、現在も多数残っています。
パンジー・ビオラはスミレ科の植物です。秋から翌春にかけて長く咲き続け、花壇の主役として利用されます。パンジーとビオラは似た品種ですが、一般的に花の直径が5、6cm以上のものをパンジー、それより小さいものをビオラと呼ぶことが多いようです。正門前花壇ほか、園内各所に植栽しています。
ノースポールはキク科キク属の半耐寒性一年草植物で、12月から翌5月にかけ、マーガレットによく似た白い花を咲かせます。
ツツジは日本では古くから園芸品種として交配され、美しい品種が数多く作られました。なかでも江戸末期以後に久留米で改良されたクルメツツジはその代表で種類も多く、色とりどりの花が樹全体を覆うように咲きます。石橋文化センターでは、楽水亭周囲に植栽しています。