中国原産の落葉小高木で、白い花を咲かせます。石橋文化センターでは、楽水の池周囲と坂本繁二郎アトリエ北側に植栽しています。
スモモの仲間です。葉が赤紫色で、山桜によく似た淡い白ピンク色の花をつけます。3月上旬頃から咲き出します。
チューリップの語源は、学名(トゥーリパ・ゲスネリアーナ)のトゥーリパからきています。トゥーリパはトルコでターバンを意味する「ツルバン」。16世紀にトルコ駐在の神聖ローマ帝国大使がチューリップを見て、花の名前を現地のトルコ人に訊ねたときそのトルコ人が花の形のことを聞いているのだと勘違いして「ツルバン」と答えたのが始まりだといわれています。園内花壇に植栽しています。
桜よりもやや早く淡紅の花を咲かせ、初夏にウメに似た実をつけます。石橋文化センターでは、久留米市美術館南側に植栽しています。
パンジー・ビオラはスミレ科の植物です。秋から翌春にかけて長く咲き続け、花壇の主役として利用されます。パンジーとビオラは似た品種ですが、一般的に花の直径が5、6cm以上のものをパンジー、それより小さいものをビオラと呼ぶことが多いようです。正門前花壇ほか、園内各所に植栽しています。
多くの品種が、3月~4月に開花する春の木ですが、品種によっては11月頃から開花するものもあります。古くから観賞用の庭木として栽培されていて、江戸時代にはブームにもなったほど人気がありました。その頃、様々な品種が改良され、現在も多数残っています。
サザンカはツバキに似た花ですが、ツバキのように花びらが全部付いたまま落花するのではなく、花びらが1枚ずつ散るのが特徴です。また、サザンカの葉縁はギザギザしています。園内各所でご覧いただけます。